JA広島市について

ごあいさつ

代表理事組合長  籾田 清

組合員のみなさまにおかれましては、平素よりJA広島市の各事業に対し格別のご理解とご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。

わが国の経済は、堅調な企業業績や雇用情勢に支えられて、個人消費や設備投資を押し上げる動きが徐々に強まり、緩やかな回復軌道にのってくることが期待されていますが、TPP交渉の大筋合意やマイナス金利政策の導入、原油価格の大幅な下落や不安定な為替相場と株式市場など、依然不透明感が高い情勢にあります。

そうしたなか、第6次中期経営計画の最終年度である平成27年度の事業運営については、平成25年度から展開してきた取り組みにおいて不足している事項や継続して実践すべき事項を絞り込み、総仕上げに取り組んだ結果、事業利益は7億5千万円、当期剰余金は6億1千万円の計上と、いずれも計画を上回ることができました。これもひとえに、組合員のみなさまのご支援ご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。

平成28年度は改正農協法の施行により、JAグループの改革元年と位置づけられています。今後の情勢変化を見通し、昨年11月に開催された第27回JA広島県大会においては、健全な経営の確立をもとに、全てのJAで「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」を基本目標として重点実施事項を明確にして取り組み、自己改革の着実な実践と成果を示すことが決議されました。

こうしたことを受け、JA広島市においては、第6次中期経営計画ならびに第4次営農振興計画の総括や課題、JA広島県大会の決議事項等を踏まえたなかで、「地域農業の振興と活力ある地域社会づくり~地域の暮らしに確かさと彩りを~」を主題として、これまで以上に農業者の所得増大と地域農業の振興に軸足を置き、向こう3ヶ年で重点的に取り組むべき事項を第7次中期経営計画ならびに第5次営農振興計画として策定し、取り組むこととしております。

農業面においては、多様な農業者の所得増大に向けて、営農指導の充実や新たな販路の開拓、ファーマーズマーケットを核とした「地産地消」運動の推進などに取り組むとともに、地元農産物のPRに努めてまいります。また、農業生産の拡大に向けては、農家組合員のみなさまの営農規模や形態に応じたきめ細やかな営農指導の実践により、地域特性を活かした農業振興や担い手の育成支援に取り組んでまいります。

事業面においては、地域活動や組織活動のさらなる充実を図り、地域の活性化と事業の伸長を目指した取り組みを展開するとともに、組合員全戸訪問活動を通じて、ライフステージに応じた提案活動や相談業務の充実化による満足度の向上に取り組んでまいります。

地域に根ざし、組合員や地域のみなさまの期待や負託に応えられるよう、内部管理態勢の高度化やコンプライアンス態勢の強化に努め、経営の健全性を向上させてまいりますので、今後とも、組合員のみなさまのより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

平成28年6月
広島市農業協同組合
代表理事組合長 籾田 清

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経営主要目標

 次の事項を平成28年度の主要目標とし、取り組んでまいります。

1.多様な農業者の所得増大と地域農業の振興

多様な農業者の所得増大に向けて、業務体制の拡充による販路の開拓と生産から販売までトータルコスト低減策を実践するとともに、ファーマーズマーケットを核とした地産地消運動の推進や地元農産物のPRに努めます。また、「地域別農業プラン」の策定と実践や組合員の経営規模や経営形態に応じた営農指導の実践による地域特性を活かした持続的農業の振興に取り組みます。

  1. 販売力の強化
  2. 生産量の拡大
  3. 生産性の向上
  4. 営農基盤の強化

2.組合員との結びつき強化と地域の活性化

組織活動や地域貢献活動を充実させ、活動を通じて組合員や地域のみなさまの声を聴き、多様化するニーズとJAに求められているものを把握しながら事業活動へ反映するとともに、地域の活性化につながる取り組みを展開します。このため、組合員全戸訪問を徹底し、ライフステージに応じた提案活動や相談業務の充実化による満足度の向上に取り組むとともに、広報誌や支店広報紙、ホームページ等を通じて、農業やJA事業への理解を深め事業利用促進につながる積極的な情報発信を行っていきます。

  1. 組合員との結びつき強化と地域への貢献
  2. 総合事業を通じ組合員ニーズに応じたサービスの提供
  3. 積極的な情報発信による農への理解促進とJAファンづくり

3.経営の健全性確保とさらなる経営基盤の強化

農業所得の向上や地域の活性化等に向けた取り組みを支えていくためにも、将来を見据えた事業利用の拡大や経営の効率化等により財務基盤を強化することが不可欠となります。そのため、機動性の高い組織体制の構築や効率的かつ効果的な事業運営の実現、事業の高度化・専門化に対応するための職員育成の充実に取り組みます。また、内部管理に関するPDCAサイクルを実践するなかで、不祥事未然防止を含めコンプライアンス態勢の充実・強化にも取り組み、健全なJA経営の確立を目指します。

  1. 経営管理機能の充実化とコンプライアンス態勢の強化
  2. 将来を見据えた経営基盤の強化
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JA広島市の概要

設立 平成5年4月1日
出資金 6,152百万円
代表者 代表理事組合長   籾田  清
本店所在地 〒731-0122 広島市安佐南区中筋3-26-16
TEL 082-831-5500(代)
組合員数 100,705名(正16,959名、准83,746名)
職員数 794名
事業内容 信用 貯金、融資、為替など
共済
(保険)
生命共済、火災共済、自動車共済など
購買 肥料、農薬、生活用品など
販売 米、果実、野菜、その他
営農指導 営農支援など
生活相談 生活相談・支援など
資産管理 資産活用相談など
旅行 旅行の企画、手配、添乗など
葬祭 葬祭業務
養鶏鶏卵 鶏卵販売、物流
LPG LPガスの供給、保安
農機車輌・SS 農機修理、販売、SS事業
広島菜漬 広島菜漬加工事業
店舗 中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区、安芸区、佐伯区、
安芸郡府中町、廿日市市(佐方、佐方本町、山陽園、城内)、
山県郡(安芸太田町、北広島町)の54店舗
貯金残高 536,137百万円
貸出金残高 148,088百万円
長期共済保有高 1,292,336百万円
年金共済保有高 16,272百万円

※数値実績については平成28年3月31日現在のもの

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JA広島市の理念

経営理念

JA広島市は、農業と生活設計におけるアドバイスとサポートという事業を通じ、地域の暮らしに確かさと彩りをつくります。

経営方針

(1)地域農業の持続的発展と農業を通じた環境保全に取り組みます。

自立的、持続性のある地域農業の振興に向け、多彩な自然条件を有する特性ある立地条件、環境を存分に生かした、特色ある農業の産地づくりや、生産者と消費者、農村と都市をひとつにつなぎ、地産地消を柱とした農業振興と安心・安全な農畜産物の提供による健全な食文化の形成に取り組みます。

 また、農の持つ多面的機能を通じて次世代へ引き継ぐべく、水・緑など豊かな自然環境を守り、育んでいきます。

(2)心豊かで健康な暮らしと活力ある地域社会づくりに貢献します。

地域に開かれたJAとして、人や地域との関わり合いを大切にし、みなさまの「声」を広く事業に反映させるとともに、参加と共感による「人の輪」を広げる活動を進めます。また、地域密着を基本に、生活シーンに対応したサービスの提供と健康・福祉・文化活動などJAらしい総合事業の特性を生かした多面的な事業の展開により、豊かで安心して暮らせる明るい社会づくりや地域の環境や文化、健康・福祉に貢献し、みなさまから心強い存在として頼りにしていただけるJAになることを目指します。

(3)経営基盤の一層の強化と健全性の向上に取り組みます。

みなさまからの信頼と期待に応えるため、ガバナンス(企業統治)の強化に向け、業務執行体制やリスク管理体制、コンプライアンス態勢をさらに充実、強化します。そして、運営にあたっては、合理的、効率的な運営と収益構造の改善によりスリムで強靭な財務基盤を構築し、経営の健全性を高めるとともに、情報開示等を進め経営の透明性を高めます。

そして、環境の変化に柔軟に対応するだけでなく、変化を予測し積極的に新しいものを取り入れる活力に富んだ組織を目指します。

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